長距離走が大嫌いなボクが親友からの誘いを2年間断り続けたものの、根負けして仕方なく始めた週一の早朝ラン。せっかくならとフルマラソンに出場してみたところ無事完走。欲が出て「次はサブ4だ!」と宣言してしまってからのお話です。
サブ4を目指したきっかけ
- フルマラソン初完走を果たした瞬間、まだまだ走れそうと思った。
- ランニング仲間が果たしてない記録をいち早く達成したい。
- フルマラソン2回目でサブ4ってカッコイイし、話のネタにできそう。
ボクがサブ4を目指すために選んだ本は「1冊」のみ
確実にサブ4を達成できると思った本です。
限界突破 マラソン練習帳 岩本能史
この本を選んだ理由
- タイミングよく出会ったスポーツ万能でもちろんマラソンも速くて賢い高校時代の委員長Oくんのオススメ。
- 10週間の短期集中トレーニングがボクの性格に合ってそうだから。
- メニューが明確。何週目の何曜日にはコレというように決められている。
練習内容は
ジョギング、ビルドアップ(5kmごとにペースを上げる)、峠走、ペース走、スピード走などが10週間分、日ごとにプランニングされていますので、その通りに進めていくだけ。それぞれのメニューの注意点は詳細に解説されています。
注意事項
マラソン初心者、フルマラソン初出場の方にはこの練習内容は全く向いていません!
実際に取り組んでみて
練習は毎日ではないものの、1〜5週目は4日/週。6〜10週目は5日/週。となるので相当固く決意しておかないと継続できません。社会人にしろ学生さんにしろ、1日の予定に練習時間を組み込んでおかないと、空き時間に…という訳にはいきません。
あと、練習は孤独です。コーチ的な存在に引っ張ってもらうならともかく、同レベルの仲間と“一緒に頑張ろう!”的なノリでは継続は難しいと思います。
内容はマジメに、準備は楽しみながら
ボクは10kmとか20kmとかの長距離を走る場合、5kmのコースを何周といった走り方は好きではなく、どうせならずっと違う景色を楽しみたい方です。なので個人的な楽しみとして、メニューに15km走とあれば、自宅発着や職場発着で15kmのコースをGoogle マップを眺めながら組み立てたり、家族と出かける時は先にランで出発して目標km地点で後発のクルマに拾ってもらうといったこともしました。
峠走25kmの場合はクルマを山の麓まで走らせ、そこから山頂のスキー場まで往復というコース設定をしたりしました。雪が少ない年で助かりました。雪山の林道はかなり寂しい。
万全の注意を払って、さあトライ!
マラソンはどちらかというと寒い季節のスポーツで、練習となるとどうしても朝晩の見通しの悪い時間帯になることも多いかと思います。ランナーは自分が見える・見えないを基準にせず、車輌や他のランナー、通行人に見せる・気付いてもらえるを意識して照明や反射材などの安全対策をして励みましょう!
ここまで書いておきながら…。
エラそうに書いてきましたが、結果ボクの記録はどうだったかというと。
そうです。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、大会4日前に中止の決定が下されたのであります。
かなりヘコみました。ここ10年、いや20年受けたことのないくらいのショック!
しかしボクは最終日まで練習を続け、当日“独りマラソン大会”を決行。
あと10kmでゴール、というところで家族から急用で呼び出しがかかり中断してしまったのですが、本番のコースより険しいラインどりで、まだ若干余裕を持っての走りでこのタイムですから、4時間は切れたはずです。本当にゴールするまでは、たらればの話ですけれども。
次回の大会(2021年)も新型コロナウイルスの感染が収まらないので、中止が決定してしまいました。
記録を出せていないボクがいうのもおかしな話ですが、イケるという確かな手応えはありました!
次の大会に出場するときは、もうワンランク上のタイムを目標にするつもりです。
このテキスト通りにこなしていけば大丈夫です。
この記事がサブ4を目指す方にとって、すこしでも後押しになれば幸いです。
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